脳幹出血の左半身麻痺でやり抜く事

ある日の夏に脳幹出血で倒れ復活日々の日常の日記や最近覚えたてのチャットGPTを使って詩や小説などチャレンジしてます。

今日は久々に推理小説作りました。タイトル:『黒い猫の復讐』


『黒い猫の復讐』


彼女は猫が好きだった。小さい頃から、猫と一緒に暮らしてきた。猫は彼女の唯一の友達で、家族で、恋人だった。彼女は猫にすべてを捧げた。猫のために働き、猫のために貯金し、猫のために生きた。


彼女の一番のお気に入りは、黒い猫のミミだった。ミミは彼女が保護した野良猫で、最初は人間を信用しなかったが、彼女の優しさに徐々に心を開いていった。ミミは彼女に甘えるようになり、彼女はミミに愛情を注いだ。ミミは彼女のことを母親だと思っていたかもしれない。


ある日、彼女は仕事から帰ってきたとき、ミミがいないことに気づいた。彼女は慌てて家中を探したが、ミミの姿は見つからなかった。彼女は外に出て、近所を探し回ったが、やはりミミは見つからなかった。彼女は涙を流しながら、失踪届を警察に出した。


数日後、彼女は警察から連絡を受けた。ミミが見つかったというのだ。しかし、それは死体としてだった。ミミは近くの公園で、首を絞められて殺されているのが発見されたのだ。彼女はショックを受けて、倒れそうになった。誰がこんなことをするのだろうか。なぜミミを殺したのだろうか。


彼女は警察に犯人を捕まえてほしいと頼んだが、警察は動かなかった。猫一匹殺されたくらいで、大騒ぎするなと言われた。猫なんてどこでも見かけるし、野良猫なら尚更だと言われた。犯人探しに時間と人員を割くほどの価値がないと言われた。


彼女は憤慨した。ミミはただの猫ではなかった。ミミは彼女の大切な存在だった。ミミは殺される理由もなく殺された。それを見過ごすことができるわけがなかった。


彼女は決心した。自分で犯人を探してやると。自分で犯人に復讐してやると。


彼女はまず、公園で目撃者を探した。幸いにも、ある男性が事件当日の夜に怪しい人物を見かけたと言ってくれた。その人物は黒いフード付きのジャケットを着ており、何か袋に入れて持っていたという。その袋から鳴き声が聞こえていたという。


彼女はその情報から、犯人が黒いジャケットを着ていることと、袋に入れたミミを持っていたことを推測した。そして、その袋から鳴き声が聞こえていたということは、犯人がミミを殺す前に公園に来ていたということだった。つまり、犯人は公園の近くに住んでいる可能性が高かった。


彼女は公園の周辺の住民に聞き込みを始めた。その中で、ある女性が気になった。その女性は、黒いジャケットを着ている男性がよく家の前を通っていくのを見かけると言った。その男性はいつも不機嫌そうで、猫を見ると蹴飛ばしたり、石を投げたりしていたと言った。その女性はその男性が嫌いだったが、何も言えなかったと言った。


彼女はその男性が犯人だと確信した。そして、その男性の住所を聞き出した。彼女はその男性の家に向かった。彼女はナイフを持っていた。彼女は犯人に復讐するつもりだった。


彼女は犯人の家に着いた。ドアには鍵がかかっていなかった。彼女はドアを開けて中に入った。家の中は暗くて汚かった。彼女は犯人の姿を探した。


すると、リビングルームから物音が聞こえてきた。彼女はそちらに向かった。リビングルームに入ると、そこには犯人が座っていた。犯人はテレビを見ており、気づかなかった。


彼女は静かに近づいて、ナイフを振り上げた。そして、犯人の背中に刺した。


犯人は悲鳴を上げて倒れた。彼女はもう一度ナイフを刺した。そしてもう一度。そしてもう一度。


彼女は止まらなかった。ナイフが折れるまで刺し続けた。


やがて、彼女は力尽きて倒れた。彼女の目の前には、血まみれの犯人の死体が横たわっていた。


彼女は満足した。ミミの仇を討ったと思った。


しかし、その時、彼女は気づいた。テレビの画面に映っているニュースを見て、気づいた。


ニュースでは、公園で発見された黒い猫の死体が誤認だったと報じていた。実際に殺されたのは別の黒い猫であり、ミミは無事だったというのだ。


ニュースでは、ミミが保護されている動物愛護センターの映像が流れていた。そこには、元気なミミの姿が映っていた。


彼女は信じられなかった。自分が殺した男性は無関係だったということだった。


彼女は泣き出した。自分が何をしたのか、後悔した。


しかし、もう遅かった。


彼女は警察に逮捕されてしまった。


彼女はミミに会えなくなってしまった。


彼女は裁判で無罪を主張した。自分は正当防衛だと言った。犯人は自分の愛猫を殺したと思っていたからだと言った。しかし、裁判官はそれを認めなかった。証拠も動機もない殺人だと言った。彼女は懲役十年の判決を受けた。


彼女は刑務所に送られた。彼女は刑務所で苦しんだ。他の受刑者にいじめられた。看守に虐待された。食事もまともに与えられなかった。彼女は病気になった。彼女は死にそうになった。


彼女はミミに会いたかった。ミミに謝りたかった。ミミに抱きしめられたかった。


ある日、彼女は奇跡的にミミに会える機会が訪れた。動物愛護センターのスタッフが、刑務所にミミを連れてきてくれたのだ。彼女は感激した。ミミはまだ生きていた。ミミはまだ自分を覚えていた。


彼女はミミに飛びついて、涙を流した。ミミも彼女に甘えて、鳴いた。二人は久しぶりの再会を喜んだ。


しかし、その幸せな時間は長く続かなかった。スタッフが時間が来たと言って、ミミを連れて行こうとした。彼女は必死に抵抗した。ミミを離したくなかった。ミミを置いていけなかった。


しかし、スタッフは容赦しなかった。看守も加わって、彼女からミミを引き離した。彼女は叫んだ。ミミも叫んだ。二人は引き裂かれた。


彼女は絶望した。自分のせいで、またミミと離れることになったと思った。


彼女は自殺を決意した。自分に生きる価値がないと思った。


彼女は夜中に、自分のシーツで首を吊った。


彼女は死んだ。


しかし、その後、彼女は気づいた。自分が死んだことに気づいた。


彼女は霊魂となって、刑務所から抜け出した。彼女は自由になった。


彼女はミミに会いに行った。動物愛護センターに行った。


そこで、彼女は驚いたことに気づいた。


ミミも霊魂となっていたのだ。


実は、あの日の再会の後、ミミも死んでしまっていたのだ。スタッフが車で帰る途中、事故に遭ってしまっていたのだ。その事故で、スタッフもミミも亡くなってしまっていたのだ。


しかし、ミミも彼女に会いに行きたかっただけだったのだ。


二人は再び出会った。二人は抱き合った。二人は笑った。


二人は幸せだった。


二人は天国に行った。


おしまい。