短編小説作成しました。タイトル:消せないアプリ「Re:View」
今日も新都市伝説からです。
下記は新都市伝説の内容です。
消せないアプリ「Re:View」
ある日、スマホに**「Re:View」という見覚えのないアプリ**が入っていた。削除しようとしても消えないし、誰かに聞いてもそんなアプリは知らないと言う。
仕方なくアプリを開くと、そこには自分の日常を映した映像が表示されていた。それも、自分の目線とは少しズレた角度から…。
怖くなってスマホを初期化しようとするが、画面がブラックアウト。再起動すると、アプリは消えていた。
しかし、その後スマホのカメラが勝手に作動するようになり、ある日、画面には自分を見つめる誰かの顔が映っていた…。
ここから創作した物語です。読んでください。
タイトル:消せないアプリ「Re:View」

1. 奇妙なアプリの発見
深夜0時過ぎ。大学生の藤井翔太(ふじいしょうた)は、布団に寝転びながらスマホをいじっていた。SNSをチェックし、適当に動画を見ていたが、特に面白いものもなく、そろそろ寝ようかと思ったその時だった。
「ん?」
ふと、スマホのホーム画面に見覚えのないアプリがあることに気づいた。
「Re:View」
アイコンは黒地に赤い目のマーク。こんなアプリ、ダウンロードした覚えはない。
「なんだこれ…?」
不審に思い、アプリを長押しして削除しようとした。しかし、削除ボタンが出てこない。
(え、なんで?)
アプリの説明を調べようと、ネットで「Re:View アプリ」と検索してみたが、何の情報も出てこなかった。
それどころか、検索結果のページが妙にチラついて、画面が一瞬ブラックアウトする。
胸騒ぎを覚えながらも、翔太はアプリを開いてみることにした。
2. 自分を映す映像
アプリを起動すると、画面にはカメラの映像が映し出された。
「ライブカメラ…?」
しかし、普通のカメラアプリとは違い、カメラの視点がどこかおかしい。
スマホを持っているはずの自分が、少し離れた場所から映されている。
(おかしい…今、スマホを持っている俺を、誰が撮影してるんだ?)
思わず周囲を見回したが、部屋には誰もいない。窓の外も確認したが、怪しい影はない。
「バグか?」
そう思いながら、アプリを閉じようとした。しかし、画面がフリーズして、操作を受け付けなくなった。
次の瞬間――。
画面の映像がブツッ…ブツッ…とノイズ混じりに切り替わり、翔太の背後にあるクローゼットの扉がわずかに開くのが映った。
翔太は、反射的に振り返った。
しかし、クローゼットの扉は閉じたままだった。
(……気のせいか?)
恐る恐るスマホの画面に視線を戻すと、アプリはいつの間にかホーム画面に戻っていた。
3. 影の存在
翌日、翔太は気味の悪さを抱えたまま大学へ向かった。友人の中村拓也(なかむらたくや)に、昨夜の出来事を話してみる。
「マジかよ、それヤバくね?」
「だろ? アプリ消そうとしても消せないし、そもそも誰が作ったのかも分からないんだよ。」
「てか、それ、お前のこと盗撮してるんじゃね?」
「……それは考えた。でも、誰が? どうやって?」
拓也は少し考え込み、スマホを取り出して「Re:View」と検索した。
しかし、翔太と同じく、何の情報も出てこない。
「検索に出てこないアプリって、やばくね?」
「だよな…」
翔太は再びスマホを取り出し、問題のアプリを起動してみた。
すると、カメラ映像が表示された。
しかし、今度の映像は――講義室の後ろのドア付近を映していた。
そこには、黒いフードを被った男が立っていた。
顔は見えない。
だが、その男は明らかにこちらを見ていた。
「……なあ、今、後ろに誰かいるか?」
「え? いねえけど?」
拓也が振り向いたが、講義室の後ろには誰もいない。
(じゃあ、この映像は……?)
翔太は、ぞっとした。
“何か”が、自分を監視している。
4. 予告された来訪者
その夜、翔太は部屋の明かりを全て点け、できる限り明るくした状態でベッドに入った。
しかし、なかなか眠れない。
ふと、枕元のスマホが振動した。
「Re:Viewから通知」
《準備はいいですか? もうすぐ会えますね。》
「……は?」
翔太は一気に背筋が凍った。
慌ててアプリを開くと、カメラ映像が映し出された。
今度は、部屋の外の廊下が映っている。
画面の端には、黒い影のようなものが映り込んでいた。
(……まさか)
次の瞬間――。
ドンッ…ドンッ…ドンッ…!!
玄関のドアが、激しく叩かれた。
「!!!」
翔太は心臓が飛び出しそうになる。
スマホの画面を見ると、影は玄関のドアの前に立っていた。
それも、スマホのカメラよりも近い位置に――。
(ありえない…このカメラはどこにあるんだ…?)
玄関のドアノブがゆっくり回り始める。
翔太は、恐怖で体が動かない。
すると、スマホの画面がノイズ混じりに歪み、
「もうすぐですね。」
というメッセージが表示された。
次の瞬間、
画面がブラックアウト。
5. 影の侵入
気がつくと、翔太はベッドの上に座っていた。
時間は朝の6時。
「……夢?」
恐る恐る玄関のドアを確認すると、鍵はしっかり閉まっていた。
しかし、足元には黒い泥のようなものが付着していた。
(誰か…入ってきたのか?)
ぞっとしてスマホを手に取ると、ホーム画面には**「Re:View」のアプリが消えていた**。
削除しようとしても消せなかったアプリが、突然消えたのだ。
(終わった…のか?)
安心しかけたその時――
スマホのカメラが勝手に起動した。
そして、画面には翔太の姿が映し出されていた。
だが、翔太のすぐ背後に、黒い影のような“何か”が立っていた――。
エピローグ
それ以来、翔太はスマホのカメラを怖くて見れなくなった。
視線を感じる。
気配を感じる。
誰かが、どこかから、自分を見ている。
そして、今日もまた――スマホのカメラが勝手に作動する。
「Re:View」は、決して終わらない。
(完)
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